一柳 慧 (作曲家)

セッポ・キマネン Seppo  Kimanen  (チェロ)

越智 淳子 

早稲田大学第一政経学部卒。フリーランスジャーナリストとして毎日新聞出版部、政治部などで仕事の後、ジャパンエコー社(英文出版社)勤務。1980年外務省入省と同時に在シカゴ総領事館にて広報文化を担当。以後、在外勤務では英国、ノルウエー、ハンガリー、フィンランドの日本大使館で広報、日本紹介、文化交流に携わる。海外での日本文化紹介事業としては最大規模のジャパンフェスティバル1991(英国)に一貫して関与し、ノルウエーでは、オスロのウルティマ現代音楽フェスティバル日本特集の実現に関与。外務本省では、国際報道課、西欧第二課、人権難民課に勤務。国連環境計画国際環境技術センター上級審議官。在ポートランド日本総領事館を最後に外務省退職。その後、ポートランド州立大学国際客員講師、ハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所日米関係プログラム研究員。現在、早稲田大学アジア研究機構アジア・北米研究所客員研究員。国際交流、文化交流に関し、講演、助言、協力等を行っている。

シベリウス音楽院を卒業ののち、プラハ音楽院、パリ音楽院、デトモルト音楽大学に留学、ロンドンでも研鑽を積む。アンドレ・ナヴァラ、ウィリアム・プリースに師事。1974年から1977年までフィンランド放送交響楽団の首席奏者を務めたほか、館野ピアノ・トリオ、シベリウス・カルテットのメンバーとして活動し、1971年からトゥルク音楽院で、1975から1991年にはシベリウス音楽院でチェロ、室内楽の教師として後進の指導にあたった。ソリスト、室内楽奏者として日本、アメリカ、ロシア、韓国、中国、オーストラリアなどで積極的な演奏活動を行っている。1970年には妻であるヴァイオリニスト・新井淑子とともにクフモ室内楽音楽祭を創設、2005年まで芸術監督を務め、国際的にも知名度の高い音楽祭へと成長させた。演奏活動のほか教師、作家、コラムニスト、テレビ、ラジオへの出演と多方面に渡る活動を行い、フィンランディア、フーガ、オンディーヌなどのレーベルからCDをリリースしている。1988年フィンランド国家音楽賞、2000年フィンランド国家芸術家教授職を受賞。

神戸市生まれ。高校時代(1949年)に毎日音楽コンクール(現日本音楽コンクール)作曲部門第1位入賞。ピアノを原智恵子、B・ウェブスターに師事。19歳(1952年)に渡米、ジュリアード音楽院卒業。この間にクーリッジ賞、グレチャニノフ賞を受賞。留学中にジョン・ケージと知己を得、偶然性や図形楽譜による音楽活動を展開。1961年20世紀音楽研究所の招聘で帰国、自作品並びに欧米の新しい作品の演奏と紹介で様々な分野に強い刺激を与える。ウィーン・モデルン、ベルリン・フェスティバル、イギリスBBC、パリ管、スイストーンハレ、フィンランド・アヴァンティなどから作品の委嘱を受け、欧米各地で精力的に作品発表と演奏活動を展開。国内では尾高賞を5回、フランス文化勲章、毎日芸術賞、京都音楽大賞、サントリー音楽賞他受賞多数。2008年文化功労者。2016年度日本芸術院賞及び恩賜賞を受賞。作品はグランドオペラ4曲、交響曲10曲、協奏曲12曲、雅楽6曲、その他電子コンピューター音楽など上演回数も多い。現在、神奈川芸術文化財団芸術総監督、日本・フィンランド新音楽協会理事長。

ユハ・T・コスキネン Juha T. Koskinen (作曲家)

シベリウス・アカデミー修士課程作曲専攻修了後、リヨン音楽院とIRCAMに学ぶ。カレヴィ・アホ、パーヴォ・ヘイニネン、カイヤ・サーリアホ、フィリップ・マヌリの各氏に師事。海外のオーケストラ、音楽祭から数多くの委嘱を受け、国際的な評価が高い。主な作品にフィンランド放送局の委嘱による「ヘンクヴァ・グラニティ」(2001)、交響曲第1番(2006)、三島由紀夫の戯曲によるオペラ「サド公爵夫人」(2010) 、ハンヌ・ヴァーアサネンとのコラボレーションによるモノローグ・オペラ「ルシア」(2015)、ラジオ・フランスの委嘱によるオペラ「Ophelia/Tiefsee」(2017 プレゾンス・フェスティバル パリ初演)がある。国際ロストラム・ヤング・コンポーザーズ・オブ・ユネスコ第2位受賞(1995)、国際ナディア・アンド・リリィー・ブーランジェ財団(フランス)奨学金(2000)、武生国際作曲賞(日本)受賞(2004)。2016年愛知県立芸術大学音楽学部作曲専攻客員教授。

新田ユリ (指揮者)

国立音楽大学卒業後桐朋学園ディプロマコースに進み指揮を尾高忠明、秋山和慶、小澤征爾、小松一彦各氏に師事。1990年ブザンソン国際青年指揮者コンクールファイナリスト。1991年東京国際音楽コンクール第2位入賞。東京交響楽団を指揮してデビュー後国内楽団へ客演。2000年文化庁芸術家在外研修生としてフィンランド・ラハティ交響楽団にて研修。以後フィンランドはじめ北欧のオーケストラにも客演を続ける。愛知室内オーケストラ常任指揮者、日本シベリウス協会会長。

アンサンブル・ノマド Ensemble Nomad 

1997年、ギタリスト佐藤紀雄の呼びかけによって集まった無類の個性豊かな演奏家によって結成されたアンサンブル。「NOMAD」(遊牧、漂流)の名にふさわしく、時代やジャンルを超えた幅広いレパートリーを自在に採り上げ、斬新なアイデアやテーマによるプログラムによって独自の世界を表現するアンサンブルとして内外から注目され、これまでにサントリー音楽財団「第2回佐治敬三賞」や「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞」を受賞。世界各地の主要現代音楽祭にたびたび招聘されている。また各地で病院や小学校、特別支援学校等でのアウトリーチ活動を行なっている。CDは、近藤譲をはじめとする邦人作曲家の室内楽作品集やオリジナル・アルバム「巡る-Meguru」が発売されているほか、海外ではH.バスケスの「Bestiario」と「Pruebas de vida」がリリースされ、昨年発売された「現代中国の作曲家たち」シリーズは、レコード芸術誌の特選盤や朝日新聞の「for your collection」推薦盤に選ばれている。

公式ウェブサイト:www.ensemble-nomad.com/

舘野 泉 (ピアノ)

クラシック界のレジェンド、80歳ピアニスト。領域に捉われず、 分野にこだわらず、常に新鮮な視点で演奏芸術の可能性を広げ、不動の地位を築いた。人間味に溢れ、豊かな叙情をたたえる演奏は、 世界中の幅広い層の聴衆から熱い支持を得て、深く愛され続ける。 ピュアで透明な旋律を紡ぎだす、この孤高の鍵盤詩人は、2002年に脳溢血で倒れ右半身不随となるも、しなやかにその運命を受けとめ、「左手のピアニスト」として活動を再開。尽きることのない情熱を、一層音楽の探求に傾け、独自のジャンルを切り開いた。「舘野泉の左手」のために捧げられた作品は、10ヶ国の作曲家により、80曲にも及ぶ。昨年の傘寿記念公演では自らに捧げられた作品2つ、左手作品の最高峰ラヴェルとヒンデミット、この4つのピアノ協奏曲を一気に演奏し、満場の喝采を浴びた。この前人未到のコンサートをふくめ、長年に渡る地道な活動が評価され、2017年第29回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(独奏・ 独唱部門)受賞。

舘野泉公式HP:http://www.izumi-tateno.com

福士 恭子 (ピアノ)

佐藤 まどか (ヴァイオリン)

東京藝術大学大学院博士後期課程修了。イギリス、オーストリア、フィンランドにて研鑽を積み、シベリウスの研究で博士号を取得。シベリウス国際ヴァイオリンコンクール第3位をはじめとして、受賞多数。

ALMおよびBISのCDも高い評価を受ける。ソリストとしての活動を中心として、国内外において室内楽や現代音楽など多彩な演奏活動を行っている。Contemporary αメンバー。上野学園大学准教授。日本シベリウス協会理事。

安田 正昭 (ピアノ)

東京藝術大学附属音楽高校、同大学を経て、パリ国立高等音楽院でピアノ、伴奏、室内楽の各科のプルミエ・プリを得て卒業。マリア・カナルス国際コンクールジュニア部門、フランス国際

コンクール優勝など、受賞多数。メシアン生誕100年を記念したピアノ・ソロ作品連続演奏会(全三回)および「みどり児イエスにそそぐ20のまなざし」「鳥のカタログ」「音の泉」などのCDも音楽誌で高い評価を得ている。上野学園大学准教授。

中澤 沙央里 (ヴァイオリン)

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部卒業。アジアの現代音楽シーンを中心に活動し、トンヨン国際音楽祭(韓国)、New Vision Arts Festival(香港)等に出演。2013年度トーキョーワン

ダーサイト・レジデントアーティスト。日本・フィンランド新音楽協会会員。神奈川県立弥栄高校音楽科非常勤講師。

迫田 圭 (ヴァイオリン)

東京音楽大学大学院に給費奨学金を得て入学、卒業。東京音楽大学コンクール入選、第28回市川市新人演奏家コンクール弦楽器部門最優秀賞。ロリエ弦楽四重奏団の一員として、若手作曲家の新作初

演に数多く携わっている。現在、東京音楽大学ピアノ伴奏科演奏助手。

般若 佳子 (ヴィオラ)

桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部およびブリュッセル王立音楽院卒業。在学中からictus ensembleの一員として、またモネ劇場に出演するなどブリュッセルを拠点に各地で演奏。帰

国後も日本や海外で活動している。2004年度文化庁在外派遣研修員。「秋吉台の夏」現代音楽セミナーの招待演奏家兼講師。 

西牧 佳奈子 ( チェロ)

桐朋学園大学を経て2010年、桐朋学園大学院大学を修了。ソリストして桐朋アカデミーオーケストラ、中部日本交響楽団と共演。2011年、名古屋アンサンブルフェスタin宗次ホールにてグランプリ受賞

(弦楽四重奏)。これまでにチェロをヴァーツラフ・アダミーラ、小澤洋介、倉田澄子、岩崎洸の各氏に師事。桐朋学園大学附属子供のための音楽教室非常勤講師。

 

ハンガリー国立リスト音楽院、スイスバーゼル音楽院留学。ソリストディプロマ取得。1997年、マリア・カナルス国際コンクール(スペイン)にてディプロマ受賞、1999年フォッジャ国際コンクール(イタリア)にて第3位。2003年~2010年、ラハティ市(フィンランド)ラハティ工科大学(Lahti University of Applied Sciences)音楽学部ピアノ科、ラハティ市コンセルバトリー、ラハティ市ミュージック・インスティテュート非常勤講師。2004年よりフィンランドラハティ市交響楽団メンバーと“ヴェッラモWellamoピアノトリオ”を結成。2008年、宮城県塩釜市より「平成20年度塩竈市教育功績者表彰感謝状」授与。2012年より『北欧フィンランドの調べ「波紋」シリーズ』と題し、シベリウスに始まる20,21世紀フィンランドピアノ音楽を紹介するシリーズを始め、山梨、長野、東京にて開催。日本・フィンランド新音楽協会事務局長、アオバピアノコンクール、PIARAピアノコンクール審査員。